mame…代名詞、「タイトワンピース」 by takako

日々、blogにて取り扱っているお洋服の「ここが良い」「ここがステキ」というのをお伝えさせて頂いておりますが。

稀に、そういった言葉が必要ないくらい、もう腕を通しただけではっきりと
「このお洋服はとても特別で、手に入れる価値がある」
というのが分かってしまう、アイテムがあります。





本日ご紹介のアイテムは、そんな感動的なこのワンピース。


実際に着てしまえば何よりも雄弁に伝わるのですが、お店にお越しいただけない方のために、書かせて頂きます。


mameデザイナーである黒河内さんが、いっとう愛用しているというのが、このデザインだそうです。謂わば、ブランドの代名詞だとも言えるデザイン。



■mame　レーススリーヴタイトワンピース

先日のkayoさんblogにてご覧になったと思います、2014SSの新色「ボルドー」

今回はデザイナーの祖母と暮らした土地での想い出が詰め込まれたコレクション。

そう言われてみると、この深みがあって上品で、でもどこか懐かしさを感じる色目は郷愁を感じます。

身長160cmのmarieが着用しても膝が隠れる、しっかりと長さのある丈感。
なのに、もたつきは全くありません。

それどころかすっきりと、タイトな印象の方がずっと強い、ワンピースです。



デコルテを見せて深く開かれた胸元なのに、いやらしさのない絶妙なバランス。

そのままウエストへ続くクルミボタンのラインも曲線を描いていて、

たっぷりと、女性らしい。

なのに、ハンサムだと感じてしまう程、いやみなもの、余分なもののない完成されたデザイン美を感じて頂けると思います。


少しざらりとした手触りの立体的な生地は、本当に祖母が大切にしている布地みたいに、ぬくもりを感じるポイント。

素材は扱いやすいものを選ばれています。

少し重さを持たされたこの生地が、すとんとすんなりボディラインをタイトに表現してくれます。

それでいて、動くとキレイに生地がドレープするように、裾には左右前後、動きを感じるデザインが施されてもいるのです。



bag＊mame クリアチェーンバッグ
shoes＊quartierglam ニーハイブーツ


ボルドーともう一つは、ブラック。こちらは身長155cmのkayoさんに着用して頂きましたが、シルエットにもたつきが出なくて二人で驚きました。

聞く所によると、デザイナーさんも身長は余り大きい方ではないそうで。

小さめの方から長身の方まで、
どんな方でもすんなりとその人らしく着られるように、本当に考え込まれて生み出されたデザインだということが伝わって来ました。



勿論、一枚で着て完成されるこのアイテムには、他の飾りなんていりません。



outer＊near.nippon Wクロスジャケット
belt＊mame クリアベルト
shoes＊durbuy COIN LOAFER HIGH


ですが、かといってコーディネートもこなせます。


ブラックはハンサムなジャケットと重みのある靴で合わせれば、エディターのようなこなれていながらもしっかりとしたスタイルに。

ウエストをベルトマークしても、きれいなシルエットは崩れません。



outer＊mame ブルゾン
shoes＊durbuy GERMAN TRAINER


ボルドーにはブルゾンと、スニーカーフェイスなシューズを。

カジュアルなテイストすら、上質なものへと見せてくれる力のあるワンピースです。



少しビッグシルエットめな、こんな特別なアウターをもしもお持ちだったら。

中に着るワンピースも、それに合わせた特別なものが何よりもしっくりとくるはずです。

そして、アウターを脱いだ時に見せる、レーススリーヴとクルミボタンのmameのデザイン。


ファッションに手慣れた玄人目線にも、視覚で訴えるこの完全なデザイン美は、この先も廃れる事なく本当に長く愛用していただけるものだと確信が出来ます。



本当に、これは袖に腕を通して頂ければ、分かりますよ。





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